「頑張ればなんとかなる」と思っている人は、甘い。
本書の引用ですが、全てはこの一文に詰まっていると確信しています。
今回紹介する書籍は2ちゃんねるの開設した西村博之氏の1%の努力 [ ひろゆき ]です。
これからむやみやたらに努力する必要はなくなります。
成果に繋がる努力は限りなく低いということを理解するということ
無駄な努力をしないため、人生にメリハリを付けることを意識する
前提条件について
「自分はどうなったらやばいと感じるのか」この答えは人によって様々なはずです。
「仕事をクビになったらやばいのか」「借金を背負って見ればいいのか」・・・etc
上を見て常に向上心を持つことはもちろん誇らしいことですが、人を見て自分の方がマシだと心の安定を保つことも重要位置付けなのかもしれません。
覚えておいてほしいことは、考え方次第で人生を楽に過ごせるということです。
常に余力を持てる状況をつくる
あれやこれやとなんでも予定を詰め込み、縦横無尽に行動することは努力を怠らず日々精進している人周りいますよね。
そんな人は周囲から凄い人のような扱いを受けるかもしれませんが、チャンスを掴みづらい状況を自ら作り出しているともいえるようです。
「幸運の女神の前髪」という話を聞いたことがあるでしょうか。
音の女神には後ろ髪がついていないから通り過ぎたら捕まえることができないという例えです。
努力や頑張りで何とかなるかもと考えている人は常に両手が塞がっていてチャンスを取り逃しかねます。
優先順位
あなたにとって最も重要視する人生の軸は何でしょうか?
家族との時間という人もいれば、趣味や食事と答えが人それぞれ分かれます。
本書では壺の中身入れる岩(ここでは優先度の高いもの)と砂(優先度どの低いもの)に例えています。
岩を先に入れなければ、あとから岩を入れることもできないし、先に岩を入れておけば、後からいれた砂がいっぱいになっても岩を取り出すことができません。
全てのことを頑張るのではなく、自分にとっての優先順位が大切だというメッセージを伝えています。
自分の人生なのだから何を優先させていくかを明確にしていきましょう。
力の抜き具合
「会社」と聞くと規律が整っておりしっかりしたイメージですが、世の中にある会社の多くは案外適当だったりするみたいです。
実際にブログの管理人である私の会社も案外適当です(笑)
紛争地域や発展途上国となると話は別ですが、日本に住む私たちは「つらい」とか「苦しい」とぼやきながらもなんだかんだ生活ができています。
何が言いたいのかというと、あなたが仕事や何かに手を抜いてもちゃんとまわっていきます。
実際に隣の席の同僚が仕事を辞めたとしても、周りの人はバタつくはずです。
しかし、会社として考えれば何事もなかったかのように翌日を迎えるでしょう。
所詮歯車の一部と割り切って気楽に人生を過ごすくらいがちょうどいいのかもしれません。
人とちょっと違うことを探す
個性的はあなたを輝かせます。
他の人を比べたときにちょっと違う事は何かを考えることで、あなたの立ち位置を特殊なポジションに押し上げてくれるかもしれせん。
これから個性を際立たせる社内になっていくことが予想され、ちょっとした違いが差別化となります。
特殊なポジョンを確立することができれば、それだけでチャンスを掴む回すか必死に努力をせずとも増えます。
たまには他責に
ありとあらゆることにおいて自分の実力が100%の影響を及ぼすことはほとんどありません。
遺伝子や先天的な能力/時の運/周りの環境など、様々なことが複雑にからみあって人生は前に進んでいきます。
なんでもかんでも他責にする事は褒められたことではありませんが「自分の実力がない」からだと必要以上に自分を追い込むことをするのはやめましょう。
得手不得手
得意なことや不得意なことは当然人それぞれ違います。
誰もが同じだけ同じことをできるはずがないのです。
本書では仕事を例に3つのタイプ
①0から1を生み出す1
②1から10にする人
③中を維持しながら11、12にしていく人
自分に合った適材適所を見極めることに注力して得意なポジションを確立してください。
まとめ
本書は努力をするなと言うニュアンスではなく、最も効果が期待できる1点をいかに見つけだし、そこに集中することができるかを説いた内容です。
日々の生活に追われているあなたの肩の荷を下ろしてくれる一冊です。
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