あなたが突破したい壁はなんですか?
限界だと決めているのは無意識な思い込みかもしれません。
今回は 突破力 無理なく限界を突破するための心理学 [ メンタリストDaiGo ] 紹介します。
人間の脳は判断を間違えます。偏った思い込みや先入観(バイアス)がある事を認め、本当の自分を見極めましょう。
性格の半分をどう決めるか
人の性格の約50%弱が遺伝子で決まるという研究があるそうです。
そして残りの50%は友人の質、住む場所、学歴、収入、年齢、健康状態といった後天的な要素が複雑に絡み合い正確を構築しています。
「半分も自分自身の取り組みで変えることができる!」
「半分しか影響を与えられないなんて頑張りたくない…」
あなたはどう思いましたか?
人生は配られたカードで勝負するしかないのです。
これはチャールズ・M・シュルツが残りした言葉です。
つまり自分のマインド次第という事です。
あなたは自分を理解していない
そんなことない!とツッコミを受けそうですが実態は表題の通りかもしれません。
9割以上の人は自分のことを理解していると考えます。(私もそうです。)
実際の自分への理解度は10%~15%程度に過ぎないという研究結果があります。
自分の能力や問題を正確に把握することが出来ないため、間違った思い込みしてる場合が多いのです。
例えば「もう年だから新しく勉強を始めても知識は身につかない」というのは、本当は限界でないことを限界のように思わせる考えの偏り(バイアス)が原因です。
反対に「たくさんお酒を飲めば、慣れでお酒に酔いずらくなる」というのは体質(遺伝)が関わってくることなので根底は変えられません。
しかし、学生などは若気の至りで本当は限界があることを限界ではないかのように考えてしまいがちです。
バイアスに強くなる方法
先入観や思い込み、いわゆる「バイアス」はバイアスの種類を学ぶことで、偏りに惑わされにくくなります。
とは言ってもその効果は2~3週間しか続かないそうです。
人類の歴史の中で何十万年と脈々と脳に書き込まれた強力なプログラムであるため、
そう容易くバイアスを攻略することが出来ないことを覚えておいてください。
・ワン・アット・ア・タイム戦略
複数の選択肢から同時に選択をしようとすると判断力が低下します。
何かを選ぶべきか迷った場合は比較するのではなく、1つずつ情報を吟味しながら候補を絞り込むテクニックです。
これは人間は周辺情報に弱いためこの方法が有効である
・困った時は真ん中を取る
人間は極端にものごとをとらえる傾向があるため、真ん中を取ることで回避することが出来ます。
・同じ問題を2度考える
メールを作成して送る前に皆さんは読み返したりすることで、タイピングしている時には気付けなかったミスに気付きやすくなりますよね。
考えは同じで、他人の意見を取り入れたりすることもバイアスから逃れるすべとなります。
・日単位プランニング
2ヶ月後に資料をまとめて提出してください。
60日後に資料ををまとめて提出してください。
後者の方が日にちが迫っているように感じませんか?
(私は感じましたがみなさんはどうですか)
日にち単位にすることで現在と未来の関係が近くなるように感じることで
先延ばしせずにすぐ行動を起こしやすくなります。
バイアスの種類
限界だと惑わせるバイアスはいくつもあります。
その中でも私がより影響されてしまっていたバイアスを紹介します。
・好感度ギャップ…初対面で嫌われたかもという思い込み
・現状維持バイアス…今の状態を保ちたいと考えてしまう思考
・隠れナルシストバイアス…自分を平均よりも優れていると思ってしまう過剰評価
・誤謬選好バイアス…他人のミスや偶然の産物を好ましく思ってしまう判断
他にも様々なバイアスが世の中にはあります。
詳しくは本書を手に取って見てください!
限界を知るためのテクニック
・セルフモニタリング
自分の行動や思考感情を観察記録することで脳の理性が鍛えられ客観性を育てることで
余計なバイアスから逃れやすくなります。
・クリティカルシンキング
物事を批判的に捉える思考法
大きなトラブルに合わずにスムーズな人生を送るにはIQの高さよりも物事を批判的に捉える思考方が大切です。
この思考のツールはは古代ギリシャ賢人ソクラテスから始まっているとされています。
・知的謙遜
知識が足りないと自覚し学び続ける姿勢
自分が何を知っていて何を知らないのかをしっかりと把握してきた上で
自分には知識が足りないと言うネガティブな日を心から受け入れるようになることです。
足りてない知識がわかっていると言う人ほど知的村知的謙遜が低く
ダニング・グルーガー効果という自分についての満足な知識を持たないために
いつまでも間違い気づけず逆に自信を含めてしまう現象のバイアスにとらわれやすい。
まとめ
本当の限界を見極めることと、誤った限界を見抜くことで正しい判断が出来るようになります。
しかし、人間の長い歴史にあらがうことになるため、バイアスに対しては訓練の反復が必要です。
様々な方法を駆使することで、限界を突破することが出来ます。
バイアスに囚われず自らの限界を突破したい方に手に取って頂きたい一冊です。
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