要約|疲労回復最強の教科書【脳の負荷を軽くしよう】

健康・食事

日々の疲れを回復出来ていますか?
毎日、毎日仕事や家事に追われ疲弊しきっているそこのあなた!!
(はい、運営者自身のことでしょうか…。)

本日は脳の疲労をスッキリ減らし回復するために ロスの精神科医が教える 科学的に正しい 疲労回復 最強の教科書 [ 久賀谷 亮 ] をご紹介します。

脳のスペース空間(余白)を増やして疲労回復し、クオリティの高い人生を送るため、最高のパフォーマンス引き出すスキルを身に付けましょう。

脳過剰負荷時代

脳に負荷が掛かる原因は大きく分けて2つです。
厄介なことに身体を休めても癒えない脳疲労が現代社会で深刻化しています。

①デジタル社会がもたらす情報過多
②複雑な社会のストレス

脳への理解

大脳皮質を使用することで脳が疲弊するそうです。
これは理屈を頭で考えてしまうクセによるもので、人は8割はネガティブに考えてしまうと言われます。

脳は考えることで疲弊した上に、考えたことで生じるネガティブな感情が更に疲弊を加速させるということです。

その反面、生物学的は将来を厳しく想定することで人間の行動は慎重になり、生存のチャンスをものにしたとも言えます。

脳の機能は良くも悪くも表裏一体の関係であると捉えてましょう。

疲労回復ステップ

ステップは以下の4つを意識することが重要です。

①脳を空白にする
②仕事と自分を切り離す
③自分を解放する
④空白を味わう

脳を空白にする

余計なアプリを終了させることで、スマホの動きは軽くなります。
私たちの脳も使いすぎているのであれば、アプリと同様に負荷を軽くすれば良いと思いませんか。

具体的には私たちの不安な考えは9割は起こらないそうです。
万が一そして残りの1割が発生してもこれに対処できない確率はさらにその一割です。
つまり、99%は死活問題にならないと考えると少しは気がラクになりそうです。

また、レジリエンスの研究では楽観性が考えを持つことが有効なことが証明されています。

レジリエンス(resilience)…跳ね返り、弾力、回復力、復元力 といった意味を持ちます。
近年では個人・組織ともに通用する「適応力や耐性、生き延びる力」として使われます。

仕事と自分を切り離す

居場所を見つける

自分だけの場所を持って日常とは異なる環境があることが、心の余裕にも繋がります。

サードプレイス → 仕事や家とも違う人間関係がある場所で趣味のコミュニティなど
フォースプレイス → 特別な思い入れがある自分なりのパワースポットや生まれ故郷など

上記のように定義してみましたが人それぞれあるはずです。

睡眠のを確保する

仕事や家事に追われて睡眠不足になっていませんか?
様々な本にも記載がありますが、やはり最重要事項の一つのようです。

回復出来ないだけならまだしも、糖尿病心臓疾患肥満などのリスクも上がります。
6時間未満の睡眠は死亡率の上昇に関係することがメタ分析により判明しているそうです。

自分を解放する

長時間労働をしない

長時間労働は脳梗塞などの過労死のリスクを高めます。
日本でも働き方改革が推進されていますが未だに「努力は美徳」という風潮は拭いきれてないように感じます。
皆さん自分の命を守るため適正な時間で働きましょう。

いかにうまく怠けるか最悪思ったらいけないライフスペースを確保する

自尊心を守る

自尊心を削いでしまう原因である過剰な他人への同調をやめましょう
コンフォーミティ(同調性)は特に日本人は強いようです。
大袈裟に例えれば、社長が白だと言ったら黒いものでも白い答えるようなこと。

因みに自尊心は、世界と比較して日本は非常に低くいため大きな課題です。
コンプレックスを個性と捉えられるかが重要だと思います。

※参考までに内閣府のURLを添付します。
https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html

規定の使い方

日本の多くの組織はやらなければいけないことを規定します。
一方、アメリカはやっていけないことを規定します。

確かに日本はあれやこれやと規則が細かく、アメリカは規定以上でなければよいと閾値を設けられているようなイメージがありますよね。
個人主義の発達した文化ではコンフォーミティ(同調性)が低いようです。

空白を味わう

今にいることが大切だと言うことを理解する
これまでに作ってきた道の空白を利用し何もしない時間を味わう
時間のゆとりを十分に使うことが脳への回復へ繋がります。

まとめ

まずは疲労回復の手順を踏んで脳をデフォルトにすることに注力することです。
その後、十分に回復した脳でまた新たな挑戦に取り組むことでプラスサイクルを構築します。

疲れているのに上手く回復出来ていないと感じるあなたに手に取って頂きたい一冊です。

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