要約|人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている【錯覚資産の積立始めてみませんか】

思考・考慮

世間では年功序列の時代が終わり実力主義の時代がやってくると、まことしやかにささやかれていますよね。
やばッ、実力なんかない…」と思った方必見です!!
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている [ ふろむだ ] を紹介致します。

まず、実力≒社会の評価でないことを認めること。
そして錯覚だらけの世界を錯覚資産(ハロー効果)と運を用いて上手に生きよう。
ハロー効果…なにか1点でも優れていると全てが優れているように見えるような錯覚を起こす心理学用語

錯覚資産ってなんだろう

皆さんは絵画や個展を見た時「きっとすごい作品なんだろう」とか「この作品ってとても価値があるんだ」って思ったことありませんか?
自分の理解が及ばない作品を目にすると著名な人の作品だから勝手にすごい作品だと思っちゃいませんか?それが錯覚資産ってやつです。

社会人と学生の違いがわかりますか。

責任の有無や自立してるかといった話ではなく実力の測り方です。
誰しも同じ問題を解く学生はテストの点数=実力と定義できますが社会人はどうでしょう。


同じ仕事をしてるわけでもなければ点数もないのに…
なぜか社会人も実力の優劣があり一体その基準は何なのか。
それは前文で説明した錯覚資産が大きく関わっているのです。

都合のいい自信と錯覚

良くも悪くもその錯覚に人は振り回されているのです。
例えば、カップルの喧嘩の原因を片方から聞くと自信を持って肩を持ちがちですが、どちらの意見も聞くと結論を出すのが難しいってことありませんか?
人は偏った意見とわかっていても今ある情報から勝手な判断を無意識にしてしまう特徴を持っているのです。

好きなものメリットばかりで、嫌いなものはデメリットばかり?

好きなものと嫌いなものを書き出してみてください。
次にそれぞれメリット・デメリットを考えてみてください。
好きのメリットはすぐ思い浮かぶのにデメリットはなかなか思い浮かばないのではないでしょうか。

※嫌いなものは思い浮かぶことが逆です

好き嫌いに対してメリット・デメリットは関係ないはずです。

それなのにこの様な現象(ヒューリスティックと言います)が起きるのは脳が勝手に内容を書き換えてしまっているからなのです。

錯覚の運用方法

これまで挙げてきた思い込みや無意識な判断、情報の書換(改ざん)を駆使することで、
錯覚資産はあなたをとんでもない実力者(に見えるよう)に押し上げます。
まさに資産運用の複利効果のように!
※複利効果を生むには新たに資金(実力)を継続して積立てることをお忘れなく!笑

まとめ

誰もが自覚できない錯覚資産を運用していく事は重要な要素であり、
それを利用することで実力を磨くことも必要です。
複利の効果を最大限生かすために小さくても歩み続けて積立投信みたいに運用していきましょう。

あたかも自分の実力のように魅せたい方に手に取って頂きたい一冊です。

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