本日の投稿は読書に本格的にのめり込むきっかけとなったFACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 [ ハンス・ロスリング ] をご紹介します。
いきなりですが世界の様々な統計の3択クイズの正解率はなんと33%以下…って知ってました?
※単純なじゃんけんの勝率より低いことに驚き!!
人々は思い込みによる部分が多く、本書を通じて世の中をFACTFUL(ファクトフル=事実に基づいて)にいまある世界を正しく認識しようというメッセージです。
それでは本書で述べられている10個の思い込みをさらに3つにまとめて簡潔に紹介します。
10の思い込みとは
1.分断本能
2.ネガティブ本能
3.直線本能
4.恐怖本能
5.過大本能
6.パターン化本能
7.宿命本能
8.単純化本能
9.犯人捜し本能
10.焦り本能
固定観念を取り除くこと
自分自身の固定観念を取り除くことがファクトフルに世界を見る第一歩です。
○○県出身は□□とか、血液型の△△は▽▽とか、自分は◇◇だから○○とか、相手は○○に決まってるとか…誰しも一度はそんな風に考えた事があると思います。(私もそうです。)
それはあなたの持っているイメージで万人に該当するとは限らないのではないでしょうか。
見える情報だけを信じない
テレビのニュースやネットの書き込みの情報だけにに踊らされてませんか。
欲しい家電や趣味の口コミやレビューは何件も吟味するのは1つの情報だけでは不足してと感じるからですよね?
ニュースや書き込みも同じように1つの記事だけでは情報が不足していると思いませんか。
そこに見える事だけを信じず、隠れている真実を見極めたいものです。
因みに人間はネガティブな情報や恐怖感を受け取ると心理的に散財が増えるといった分析もあるそうです…このお話はまた別の機会に出来たらと思います。
原因特定して解決した気にならない
私たちは数値を見たり原因特定しただけでわかった気になりがちです。
2020年から猛威をふるっている[新型コロナウイルス]も毎日の感染者を確認したからといって解決には繋がりません。
なぜ人数が減ったのか(増えたのか)その要因をもとにこれから自分自身がどのような行動を取るかが重要だと思いませんか。
答えから次のアクションを取ることで事実を理解し常に自分をアップデートしていきましょう。
まとめ
世の中で起きていることが本当に事実なのでしょうか。
偉い人が発言する言葉が正しいとは限らりません。
何か正しいかも視点によって違う複雑な現代社会において、常識を疑い真実を見極める力を養うことで、自分自身が成長出来るのではないでしょうか。
時代に取り残されないために常に自身をアップデートしてファクトフル(事実に基づく)な情報を意識したくなる良書です。
本当の世界を知りたい方は手に取っていただきたい一冊です。
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