あなたは話す事が得意ですか?(…私は苦手ですが皆さんはどうでしょう?)
今回の話すという定義は雑談や友達との談笑ではありません。
あくまで会議やプレゼン取引先との商談と定義します。
そう言われても何を話せばいいかわからない人のために 1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術 [ 伊藤 羊一 ] をご紹介します。
相手に行動をしてもらう事が自分が話をするゴールです。
ゴールから逆算することで、何が必要かを考えて会話をしよう!
そもそも話の8割は聞いていない
まずこの事実を認めなければなりません。
自分自身に置き換えてみればわかりますが、話なんて大概聞いていませんよね。
聞いていない相手にいかに伝えるかを常に考える必要があります。
動いてもらうことが最終的なゴール
冒頭で述べた通りプレゼンや商談を定義としています。
つまり相手に理解してもらう事が目的ではなく理解し納得してその気にして、
更に行動してもらうことを何よりも重要視します。
きれいな言葉や文脈を知りたい方は残念ながら参考にならないのでホームボタンを設置しておきますので、別の記事を選択してください!
ステップ①伝える
伝えるためにはまず結論が必要です。
その結論を出すにあたりどのような根拠があり、どういった事例があるかを押さえます。
相手の頭の中に「自分が伝えたいことの枠組みや中身を移植していく作業」
これが本書で定義される伝えるということです。
事実を元にした根拠から導き出される結論を相手に伝えることを意識します。
ポイントはいらない言葉をいかに削るかです。
→回りくどい言い回しは自分自身もききたくないですよね。
プロセスや気を使いすぎないようにして自分の意見とは違うことは説明に不要
短くても伝えるために前提を揃えておくことも大切であるようです。
シンプルに伝える
小さい子供が理解できるレベルの言葉しか使わずに内容を伝えるって案外難しいこと知っていましたか?
シンプルに伝える極意はそこにあります。
ちなみに相対性理論を記述した理論物理学のアルベルト・アインシュタインもこのような言葉を残しています。
【6歳の子どもに説明できなければ、理解したとは言えない】
あなたも子供が理解できるくらい簡単な言葉だけで物事を上手く説明できるかどうか伝えるスキルのバロメーターにしてみてください。
その気にさせる方法
シンプルな言葉で伝えた後は行動してもらうためにその気にさせる必要があります。
人はイメージを想像することで感情が揺さぶられます。
感情をその気にさせるため、いかにイメージを明確にさせるかが鍵です。
バラエティー番組で食レポを例に挙げてみると…
食レポの上手い芸能人はどのようにおいしいのか、どんな気持ちになるのか、
まるで自分が食べているかのように表現しますよね。
一方、食レポが下手だと言われる芸能人はおいしいとか、うまいとかボキャブラリーが乏しく
こちらの想像力を掻き立てられないような気がします。
つまり食レポ上手い芸能人は話す技術も高いのかもしれませんね。
相手に実行してもらうには
両親や学校の先生から「相手の立場に立って物事を考えましょう」諭されたことがある人は多いと思いますが、まさにその通りみたいです!
話している自分と相手を俯瞰して見ることが相手を動かすために必要なことです
必要であれば相手に動いてもらうために根回しやアフターフォローも行います。
相手に動いてもらうためにはきれい事など言ってられないのです。
とにかく話す目的は相手に動いてもらうと言うことが最重要ミッションを忘れてはいけません!
まとめ
伝えることに慢心せず、本当の目的である相手の行動を最優先に考えましょう。
1分で相手が行動をしてくれれば、今まで説明に四苦八苦していた残りの時間はあなたのものです。
仕事での商談や報告スキルを身に付けたい方に手に取って頂きたい一冊です。
コメント