要約|ヤバい集中力【驚くほど集中できます!】

思考・考慮

いつも片付けを先延ばしにしてしまう…。
外に出て運動しようと思ってもYouTubeを見てしまう…。

そんなヘタレな集中力を上げるにはどうすればいいのか

今回は ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45 [ 鈴木 祐 ] をご紹介いたします。

集中力は上げられます!仕事はもちろんのこと理由もなく続けてしまっている
SNSやyoutubeばかりの人生から集中力で本当の自由を解き放ちましょう

集中力は才能?

やっぱり集中力は才能なんでしょ!って思われた方、安心してください。
4万人を対象にしたメタ分析によるとタスクへの意欲や集中力は生まれつきの性格によって約50%を決まるそうです。
つまり、残りの半分は今からでも修正できるのです。

集中力と言う能力は存在しない

「集中」とはどういうことでしょうか。

要約:ひとところに注ぎ集めること、注ぎ集まること。

辞書で調べてみると「注ぎ集まる力」…??? 一体どういう事なのでしょうか。

・スタートラインに立つステップ
①自己効力感
②モチベーション管理能力

・タスク作業中のステップ
③注意の維持力(アテンション・コントロール)
④セルフコントロール能力

本書で集中力は上記4つのプロセスを組み合わせることで集中力というチカラになります。
そのため「集中力」と言う1単語は存在しないと言うことのようです。

獣と調教師の争い

本書では獣=本能、調教師=理性としています。

獣には3つの特性
①難しいものを嫌う
②あらゆる刺激に反応する
③パワーが強い

調教師の3つの特性
①理論性を武器に使う
②エネルギー消費量が多い
③パワーが弱い

関係性の大原則
調教師は獣に勝てない
集中が得意な人など存在しない
獣導けば莫大なパワーが得られる

また本能は情報を並列処理できるのに対し、理性はデータの直列処理しかできないと言う特徴があります。

ギャンブルを見習う

ギャンブルにのめり込む人もある種の集中力を発揮していると言えます。

・もうちょっとで当たりそうだと勘違いさせるニアミス演出
・止めどなく繰り返されるパチンコやスロットのスピード感

上記のような環境化を作り出すことで報酬そのものではなく「報酬の可能性」が獣に大きなパワーを与えます。
確かにスロットの勝ちが100円や200円では朝から晩まで熱中出来ないような気がします。

見習うべきは報酬の可能性を演出することです。
集中したい内容と報酬を天秤に掛けた時のバランスが取れれば上手く本能を操ることが出来るはずです。

報酬感覚プランニング

「報酬の可能性」を発揮させるためのテクニックです。

・ターゲット…集中力を上げたいもの
・重要度チェック…達成しなければいけない理由
・具象イメージング…具体的な内容のイメージ
・リバースプランニング…ゴールまで期日を逆算してた上で短期目標を決める
・デイリータスク設定…リバースタスクで落とし込んだタスクの優先順位が高いもの選択する

この5つのステップに沿ってタスク管理をするのがまずは基本となります。

短期目標にすることで報酬の可能性を獣に与えることが出来ます。
タスク分割を自分に合わせて工夫して適切なレベルに落とし込みましょう。

集中力を上げるテクニック

・朝一は簡単なタスクから手をつける
→簡単なタスクを処理することで達成バイアスにより集中力が高まる

・ピュアプレッシャー
→できる人に近づくことで自分自身もできる人になります。
 反対に周囲の生産性が低ければあなたの生産性も下がってしまうという事を覚えておいてください。

まとめ

集中力を追い求めることはあなた自身が自由に生きるために必要なことです。
紹介した項目以外にもためになるテクニックが記載されています。
集中力を磨いて自由を得たい方に手に取って頂きたい一冊です。

合わせてメンタリストDaiGoさん「超集中力」の記事も参考にしてみてください。

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