ラクして生きられれば最高だと思いませんか?
現代の社会人はいろいろの心身のストレスと共に将来に対する不安も多く、生きていくことがかなりしんどい時代です。
今よりも要領よく生きて幸せになるためにラクしてうまくいく生き方 自分を最優先にしながらちゃんと結果を出す100のコツ [ ひろゆき ]を紹介します。
最優先にするべきは「自分」ということです。
自分のことを無能、ダメなやつだという考え方をやめて気楽な人生を歩みましょう。
社会の前にまず自分
国の財政や世界情勢について自分なりに把握することは素晴らしいことです。
しかし個人がどんなに本気で意見したとしても、国や社会レベルの状況を変えられることはまずありません。
自分の意見をSNSを介して発信しても、そのエネルギーに対してフィードバックされることはないでしょう。
少し身勝手に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、社会レベルの大きなものを心配するよりも、自分や周囲の人たちの生活に直結するようなトピックスを気にかけたほうが有益ではないかというのが著者の意見です。
まず、自分の環境が今よりも良くなる方法を見つけることを優先させてみましょう。
苦労信者
「若いうちは苦労したほうがいい」だとか「苦労を知ってこそ一人前」という苦労信者の考え方についてです。
日本人は苦労した分だけ「どこかで報われるだろう」という淡い期待をしてしまいがちです。
残念ながらそこには何の根拠もなく、実際に報われるかどうかも不確定なことを認めてください。
もちろん本当に血のにじむような努力をして、それらが実を結んだケースもあります。
かといって、自分も同じくらいの努力をすれば同じ成果が出せるわけではないのですから。
誰かのためのお金
あなたがお金をもらえた幸せですよね?!
(私も欲しいです!!!)
しかしそれ以上に、他人のためにお金を使うと幸せを感じられるという実験結果が出ています。
私たちは相手のためにお金やエネルギーを使うと幸せを感じるようにできているようです。
幸せを感じたいのであればコンビニのおつりを募金してみてはいかがでしょうか?
声の影響
1971年にアメリカ合衆国の心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」と呼ばれる法則があります。
この法則によると人がコミュニケーションにおいて受ける影響の比率は言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の割合だそうです。
つまり、話し方を変えるだけで4割もの影響力があるということです。
見た目にエネルギーを注いでランクアップさせるには大きな努力が必要ですが、話し方や声であればずっと取り組みやすいはずです。
真実はあえて追求しない
社会や世論を正すことに力を入れても路頭に終わることが多いためです。
正しいことが絶対的な世の中であればもっと違う世界が広がっているはずです。
事実は一つですが、真実というのは視点や立場によっても変わることが往々にしてあります。
加えて情報の多い現代では「正確な情報」なのか否かも重要です。
なにが正しくてなにが間違っているかの判断も非常に付けづらくなっていことは周知の事実です。
そんな不確定な真実をあえて追求するよりは、自分の幸せを追い求めたほうがより良い人生を送れます。
自分の代わり
私たち日本人は人に何かを頼むことが苦手な人が多いのではないでしょうか?
気遣いや責任感がある人として評価されることでしょう。
しかし、その作業や仕事は本当に自分でなければできないのかと考えたとき多くの答えは「NO」です。
喜ばしくも悲しいことですが「自分がいなくても仕事は回る―――
こう考えることができれば、本当に自分にしかできないことに集中できるようになるはずです。
文字に起こす大切さ
過去の記事でも書いていますが、ストレスや嫌な事は文字に起こして具現化していくことがやはり重要であるようです。
自分が何にストレスを感じやすのか、嫌なことが起きた際の気持ちを整理するために文章を書くべきです。
「エクスプレッシブ・ライティング」と呼ばれるうつ病治療にも用いられており、認知行動療法としても取り入れられていることからも効果は実証済みといえるでしょう。
まとめ
忖度で周りのルールに流され過ぎると、生きるのがしんどくなります。
今回ご紹介した内容を自分ルールとして落とし込むことで、あなたの人生は周りのルールで生きるよりもラクになるはずです。
少しばかり非人道的にも思える内容ですが、心の内に秘めているだけならなんら問題ありません。
しんどい人生から抜け出すきっかけとして手に取っていただきたい一冊です。
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