パン屋ではおにぎりを売れ――
何言ってるんだ?っと思ったあなた。
もしかしたら思考法が凝り固まっているかもしれません。
パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法 [ 柿内 尚文 ]という突拍子もない言葉に対して、いかにして実現できる可能性を広げていくか、一緒に考えてみませんか?
考えることは幅を広げること、縦に深めることです。
自分らしく生きるために自分が考えたことを実行するための思考法を身に付けましょう。
考えるとは
下記の2つが考えるということです。
・様々な可能性を見つけるために幅広く物事を捉えること
・本質的な価値を深掘りすること
そして考えるということは、目標のために意識して思考する事を指します。
多くの人は考えているのではなく思っている状態がほとんどだそうです
また、知っていることだけでは、一歩手前のインプットしただけの状態で非常にもったいないと思いませんか?
考えを広げる方法
考えるということがどういうことであるかを理解した上で次のステップでは考えを広げる方法をご紹介します。
①掛け合わせ法
②数珠つなぎ連想法
③ずらす法
④脱2択
⑤まとめる方
⑥あったらいいな
この中でも[④脱2択]は目からウロコです。
AかBかを選択しないといけない場合、どちらを選ぶのではなく両方とも取るというところから考えをスタートさせるというものです。
要するにいいとこ取りをすれば良いということ!
選択肢に縛られず自由で効率的だと思いませんか?
考えを深める方法
幅広く考えを広めた次は歩行の深堀です。
6つの方法からあなたが取り入れやすい方法を模索してみてください。
①マルイチ360度分解法
②ポジティブ価値化
③自分事、あなた事、会社事
④すごろく法
⑤すごろく法
⑥キャッチコピー法
特に[②ポジティブ価値化]は対象を多角視点で捉えることができるため、より本質的な課題や価値を見極めることができるはずです。
例えば1日中ゲームをやっている人も1つのことに集中できると捉えれば強みや長所になります。
反対にお店で規定時間通りに閉店させると、規則を守れる長所のはずが融通が利かないといった短所にも捉えられかねません。
また柔軟な思考を持つために、[⑥キャッチコピー法]も有効ではないでしょうか。
気になる言葉を言い換えたり表現方法を変えてみることで、思いもよらない発見があるかもしれません。
ノートを活用せよ
考えがまとまらないとは…すなわち俯瞰化/見える化ができていない状態のようです。
これを解決するためにはノートが欠かせません。
ノートに書くときのポイントは1枚にまとめてみることです。
書籍も発行されており、試す価値があるかもしれません
先ずはとにかく紙に書きはじめてみることが重要なポイントかもしれません。
性悪視点
性悪視点を持ち合わせることで、考えよう一段階上のものにさせましょう。
良い人の視点だけでは考えていないということと同義になることがあると説いています。
なぜこの内容が良いと思ったのか、自分だったらもっとわかりやすい表現ができないだろうかと疑うとまでいかずとも自問自答する視点を持つことです。
様々な視点という意味ではポジティブ価値化に通ずるともいえます。
まとめ
新しい価値を生み出すには、画期的なアイデアが必要です。
しかし、アイデアを生み出すには特別なスキルや能力は必要ありません。
幅広く、そして奥深く「考える」ことが未来のアイデアを作り出します。
凝り固まった「考える」技術を柔軟な思考に変えたい方に手に取って頂きたい一冊です。
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