フランスへのホームステイで学んだ「シック」を思い返してみると、いまの自分は果たしてシックに暮らせてるか迷うことは誰にでもあるはずです。
前回紹介した[フランス人は10着しか服を持たない]の続編であるフランス人は10着しか服を持たない2 今の家でもっとシックに暮らす方法【電子書籍】[ ジェニファー・L・スコット ]を紹介します。
前作でシックに対する考え方を学んだ著者が実際の生活における「シック」を実現してく方法です。
シックとはどういうことだろう。
その答えを導き出すための一冊です。
シックとは「自分らしくある(bien dans sa peau)」こと。
心を穏やかに保つための最優先事項を見つけ出しましょう。
どうせなら楽しく
あなたは気軽に人を自宅に呼べるでしょうか―――
「そんなの絶対無理!」という声が聞こえてきそうですが、何かの理由で友人を自宅に招き入れることになったら掃除をせざるを得なくなります。
せっかく準備をするのであれば、見てくれ良くしなければというマイナス感情よりも、気持ちよく過ごしてもらうため、おもてなしの心を持ってポジティブに行動すれば、部屋の掃除も楽しく出来るはずです。
おしゃれを楽しむ
おしゃれな服や勝負服は特別な日とそれ以外の日で着る服を分けてる方が大半だと思います。
歳を重ねると日々の生活に忙殺されて着ている服の意識が薄れがちですが、今日の1日はあとにも先にも今日しかない特別な一日であるということを意識してみましょう。
著者も最初は特別の予定がないのにおしゃれをするとやたらと人の目が気になります。
しかしそれが習慣化すれば、着古した服で生活することの方が恥ずかしくなるそうです。
素敵な人生を送るために自分自身も素敵になるべきということですね!
ゆっくり味わう
あなたの好きな飲み物はなんでしょうか?
コーヒーや紅茶、アルコールと答えは人それぞれです。
大切なことはどんな飲み物が好きなのではなく、その飲み物に向き合って味わっているかということです。
多忙に日々を過ごしていると、どうしても片手間で済ませたことがあるかと思います。
それではせっかくの飲み物も台無しです。
好きな飲み物くらい穏やかな気持ちでゆっくりと味わいたいものです。
思い通りに行かない日
体の不調や急に振られた上司の仕事、クセが強いお客からの呼び出し――――
思い通りにいかない日は誰にでもあります。
「もうダメ」と思ってもなんの解決にもなりません。
そんな日を乗り越えるためには視点の切り替えしかありません。
具体的には感謝できることを探してみたり、今よりも最悪の状況を想定することです。
普段使いを良い物に
どうして私たちは1番良いものを普段から使わないのでしょうか。
特別な時に使うものがなくなってしまうからなのか、使い過ぎたらくたびれてしまうからなのか、自分には勿体ないと思うからなのか理由は様々ありますが毎日が二度と訪れることのない特別な日なはずです。
だからこそ、いまの自分にとって最善のモノであったり最善の行動を取る必要があるという考えるようにしましょう。
まとめ
「今この瞬間」を大切にするようになるということがシックであることにつながります。
著者自身が実際に行っているため、現実的な行動指針となるはずです。
シックで優雅な具体的な答えを知りたい方に手に取って頂きたい一冊です。
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