要約|がんばらない働き方【もうがんばるのやめませんか?】

ビジネス

やれと指示されたことを全てこなすのはどんなにがんばっても現実的に無理です!!
だからと言って、何もするなというわけではなく、がんばらずに成果を上げることです。

成果上げるためにはがんばらなきゃいけないのでは?と疑問を持つ人の方が多いと思います。
しかし、がんばって手を動かすだけで終わる単純な仕事や作業はIT技術の進歩と共に効率化されているため頑張りさえすれば評価される時代ではないからです。

がんばらずに成果を出すヒントとして ゼロから“イチ”を生み出せる! がんばらない働き方 [ ピョートル・フェリクス・グジバチ ] をご紹介します。

どんな仕事をする上でも、成果を上げることが最終的な目標です。
成果を出すためには頑張るのではなく、まず余裕を作り出すことが重要です。
そこから仕事の内容を見直し、価値の高い成果につなげる働き方を見つけましょう。

余裕が生む成果

余裕がなければ仕事を深く考えることも出来ないと思いませんか?

例えばAppleやNetflix、アマゾンなど、誰でも知っているような超大手企業の製品やシステムは
前例のない圧倒的な成果と言えます。
これらは日々の業務に追われていては到底生まれることはなかったでしょう。

成果を出すためには、柔軟な思考を持てるような余裕が必要ということです。

本当にやるべき仕事

どんな仕事も大きく4つに分類することができます。

①成果が大きく学びも多い仕事
②成果は大きいが学びは少ない仕事
③成果は小さいが学びは多い仕事
④成果が小さく学びも少ない仕事

④は目の前にあるやるべきことであったり、その日のタスクであることが多いため、
それなりの達成感を得ることができますが、学びや成果に繋がりづらい面を持っています。

大きな成果を出すことが目的であるならば、いかに④の仕事を減らして将来のために①や③、
今現在の立場として成果を周囲に示す必要がある②も実行する
必要があります。

一瞬だけ全力を尽くす

がんばろうとしている人は常に全力で仕事に取り組もうとします。
しかし一瞬だけ意識を集中することで成果を出すことに繋げます。

・相手に反応する瞬間
→相手の立場になった時を想像してみると「私はがんばりません」という態度では当然成果には繋がりません。

・自分から働きかける瞬間
→これも前文と同じで、働きかけられた相手の態度を想像すればいわずもがなです。

・上に引き上げる瞬間
→これは今より良い状態を目指す働きかけを指します。

スプリントを繰り返す

Gooogleの働き方にはスプリント(SPRINT)と呼ばれるものがあるようです。
マラソンや持久走で行われるトレーニングで一定のペースで走り続けるのではなくダッシュと休養を繰り返します。
仕事に置き換えると秋に仕事に集中する時間と休息に充てる時間を意識的に作り出すことです。

私自身もなかなかできませんが休暇中はメールを見たら電話にも出ないと決めて前向きな休みを取り、
仕事柄完全に離れることでリフレッシュする日を作り出したいものです。

ムダな努力をしない

頑張って資料を作ったのに上司の方向性とは違うものを作ってしまい、やり直しになってしまったという経験は無いでしょうか?

フィードバックは過去の振り返りのことを指しますが、フィードフォワードは仕事をする前の問題を解決するためにどうしたらいいか見極める作業です

要するにたたき台を作って提示してみることです。
こうする事で方向性の間違いを早い段階で正せる上に、より明確な指示を仰ぐことができます。
腹黒言い方をすれば、どんなにできの良い完成品を持っていこうと、
上司は指摘をせずにはいられないので最初の段階で指摘をさせてあげましょう。笑

まとめ

現在の働き方において忙しさ自慢や頑張ってるアピールは非効率で生産性の低い働き方をしていることを周りに醜態をさらしているようなものです。

成果というアウトプットこそ正義です!

これからは頑張らずに成果を出すと言うことに注力して周りから一目置かれるような存在を目指しましょう。
がんばりすぎている全ての方へ手に取っていただきたい一冊です。

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